完成前の3.8m新技術望遠鏡。これから鏡を載せ、各種調整や観測装置開発を進めていきます。

京都大学大学院理学研究科附属天文台は、口径3.8mの新技術望遠鏡を中心とした岡山天文台を2017年度に発足させ、2018年度に観測を開始する予定です。私たちはこの天文台がみなさまにも親しまれるものにしたいと考え、この新しい望遠鏡の愛称を募集します。採用された愛称をご提案された方にはもれなく記念品を贈呈し、さらに抽選で1名を岡山天文台の開所式にご招待いたします。ふるってご応募ください。

 

3.8m新技術望遠鏡ってどんな望遠鏡?

1)非常に軽いのに強い構造を持つ、2)18 枚の小さな鏡(口径 1m くらい)を合わせて1 枚の大きな鏡(口径 3.8m)として使う、3)鏡を磨くのではなく削って作るという、日本で初めての3つの技術を詰め込んだ、東アジア最大の最新鋭汎用望遠鏡です。
詳しくは http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/psmt/ をご覧ください。

 

3.8m新技術望遠鏡で切り拓く天文学

ガンマ線バーストや超新星爆発、ブラックホール X 線連星などの大きな爆発現象や、系外惑星の探査、恒星で起こるスーパーフレアの研究を柱として、世界最先端の天文学を推進します。
詳しくは http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/psmt/science.html をご覧ください。

 

募集要項

募集期間 2017 年 10 月 27 日~12 月 20 日(必着)
選考の観点 発音しやすいこと
他の国内の望遠鏡や人工衛星の愛称などと重ならないこと(下記「注意点」参照)
第三者が著作権等の権利を有していないこと 
応募資格 どなたでもご応募いただけます(岡山県在住以外の方もご応募ください)。
応募方法 以下の 1~4のいずれかの方法でお願いします。ただし、応募は一人一件でお願いします。
  1. 愛称応募フォーム
    http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/psmt/nickname/
    に必要事項を書き込んで送信してください。
  2. こちらの様式ファイルをダウンロードして印刷し、必要事項を書き込んで下記の宛先にFAXしてください。 
  3. こちらの例を参考に、必要事項を葉書に書き込んで下記の宛先に郵送してください。
  4. 学校や団体等でまとめて応募される場合は、様式ファイルを印刷してお一人あたり1つの愛称で記入し、まとめて以下の宛先に郵送してください。なお、必ず「愛称応募様式在中」と朱書してください。「住所」は学校・団体の住所でもかまいません。
選考方法 応募された愛称の中から、京都大学及び望遠鏡関係者で選考の上決定いたします。
結果発表 京都大学の HP に掲載し、また記者発表します。2018 年 3 月を予定しています。
宛先 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室 野上 大作
FAX: 075-753-3897
問い合わせ先 E-mail: nogami*kusastro.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
※ 件名を「望遠鏡愛称に関する問い合わせ」としてください。
注意点
  • 以下の愛称と重ならないようご注意ください。
    【主な望遠鏡や人工衛星の愛称】すばる、なゆた、かなた、ぴりか、むりかぶし、ひとみ、ようこう、ひので、はくちょう、てんま、ぎんが、あすか、すざく、あかり、はやぶさ、 かぐや、あかつき、など。
  • 個人情報は選考・採用の連絡・記念品の発送の際にのみ使用します。ただし、採用された方の氏名(またはペンネーム)、在住都道府県は公表します。応募は本名でお願いします。公表に際してペンネームを希望される方はその旨、応募用紙にご記入ください。
  • 採用された愛称についての一切の権利は京都大学に帰属します。